江原道(カンウォンド)旅行ガイド
最終更新:2026年7月
ソウルから KTX で約2時間。山と海が出会う江原道は、韓国の「自然と食」を最も贅沢に味わえるエリアです。 雪岳山の紅葉、正東津の日の出、江陵のカフェ文化、春川のタッカルビ、冬のスキーリゾートまで、 四季を通じて楽しめる江原道の観光スポット8選をエリア別に紹介します。
| 江原道の基本情報 | |
| ソウルからのアクセス | KTX江陵 約1時間50分 / 高速バス束草 約2時間30分 |
| 主要エリア | 江陵・束草・春川・平昌 |
| ベストシーズン | 秋(9〜10月)紅葉、夏(7〜8月)海水浴、冬(12〜2月)スキー |
| 2泊3日の予算目安 | 約3〜6万円(交通費・宿泊・食事込み) |
| 域内交通 | 市外バス+タクシー(T-money対応) |
エリア別の特徴
束草・雪岳山
国立公園と伝統市場。山と海を一度に楽しめるエリア。
江陵
KTXで直行可能。カフェ文化と草堂スンドゥブが有名。
春川
ソウルから日帰り可能。タッカルビと南怡島が定番。
平昌
冬季五輪の舞台。スキーと高原リゾートのエリア。
江原道のおすすめスポット8選

雪岳山(ソラクサン)
束草アクセス: 束草バスターミナルからバス7番で約30分
営業時間: 日の出〜日没(季節により変動)
料金: 入場無料(ケーブルカー往復 大人13,000ウォン)
所要時間: 半日〜1日
韓国を代表する国立公園で、標高1,708mの大青峰を主峰とする花崗岩の山塊。秋の紅葉は韓国で最も早く色づき、9月下旬から始まります。権金城(クォングムソン)までのケーブルカーは約5分で山頂付近の絶景を楽しめ、体力に自信がなくても大丈夫。飛龍瀑布や新興寺など見どころが点在し、登山路は難易度別に整備されています。冬の雪景色も幻想的で、1年を通じて楽しめる山です。

束草中央市場(ソクチョ)
束草アクセス: 束草バスターミナルから徒歩15分
営業時間: 8:00〜21:00(店舗により異なる)
料金: 入場無料
所要時間: 1〜2時間
1954年開設の束草最大の伝統市場。アバイ村エリアが隣接し、北朝鮮式の料理が食べられることで知られています。名物はオジンオスンデ(イカの中に野菜を詰めた料理)、ダッカンジョン(甘辛チキン)、カンジャンケジャン。2019年のリニューアルで「観光夜市」も開催され、夜の食べ歩きも楽しめます。手引き渡し船(ケッペ)で対岸のアバイ村に渡る体験も人気。

江陵カフェ通り(安木海辺)
江陵アクセス: KTX江陵駅からバス202番で約15分
営業時間: 各カフェ 9:00〜22:00頃
料金: 入場無料(カフェ利用 5,000〜8,000ウォン)
所要時間: 2〜3時間
海沿いに100軒以上のカフェが軒を連ねる、韓国を代表するカフェストリート。2018年の平昌五輪以降に急成長し、今や江陵観光の代名詞です。波の音を聞きながらコーヒーを楽しむ「バダコーヒー(海コーヒー)」が人気。テラリウムカフェやルーフトップカフェなど個性的な店が多く、カフェ巡りだけで半日は過ごせます。江陵は韓国のコーヒーの聖地とも呼ばれています。

正東津(チョンドンジン)
江陵アクセス: KTX江陵駅からバスで約25分、またはローカル列車
営業時間: 24時間(砂時計公園は9:00〜18:00)
料金: 無料(砂時計公園は入場料あり)
所要時間: 2〜3時間
「世界で最も海に近い駅」としてギネスに認定された、韓国屈指の日の出スポット。駅前の浜辺で見る日の出は格別で、特に年末年始は全国から人が集まります。1999年に建てられた世界最大の砂時計モニュメントがシンボル。隣接するハスラ(正東津)彫刻公園は海を見下ろすアート空間。レールバイクやサンクルーズ(船型リゾート)など周辺にもユニークなスポットが点在します。

草堂スンドゥブ村
江陵アクセス: KTX江陵駅からバスで約10分
営業時間: 7:00〜21:00(店舗により異なる)
料金: スンドゥブ定食 8,000〜12,000ウォン
所要時間: 1時間
海水で作るにがり豆腐「草堂スンドゥブ」の発祥地。朝鮮時代から400年の歴史を持ち、現在も20軒以上の専門店が集まっています。海水のミネラル成分が生む独特の甘さとなめらかな食感が特徴で、温かいスンドゥブチゲ(豆腐鍋)が定番。「チョダンハルモニスンドゥブ」が元祖として有名ですが、どの店もレベルが高く、朝食として食べる地元民も多いです。韓国観光公社も推薦する江原道のマストグルメ。

南怡島(ナミソム)
春川アクセス: ソウルからITX-青春で加平駅まで約1時間+船着場からフェリー5分
営業時間: 7:30〜21:45(季節により変動)
料金: 入場料(フェリー込み) 大人16,000ウォン
所要時間: 3〜4時間
ドラマ「冬のソナタ」のロケ地として日本でも有名な三日月型の島。メタセコイア並木道やポプラ並木は四季を通じてフォトジェニック。特に秋の紅葉と冬の雪景色が美しく、韓流ファンだけでなく自然を楽しむ旅行者にも人気です。島内にはジップワイヤーやストリートパフォーマンスなどのアクティビティも充実。春川市内のタッカルビとセットで日帰り旅行の定番コースです。

春川タッカルビ通り
春川アクセス: ITX-青春 春川駅からタクシー5分、または明洞(春川)下車すぐ
営業時間: 11:00〜22:00(店舗により異なる)
料金: タッカルビ 1人前 12,000〜15,000ウォン
所要時間: 1〜2時間
韓国を代表する鶏肉料理「タッカルビ」の発祥地。春川明洞(ミョンドン)に10軒以上の専門店が並び、鉄板の上で甘辛のコチュジャンソースと野菜、鶏肉を炒める豪快な料理を楽しめます。締めのポックンパ(炒めご飯)は絶品。「ウソンタッカルビ」「ミョンドンタッカルビ」など名店が揃い、どの店も1人前でもOK。マッククス(そば冷麺)をセットで注文するのが地元流です。

アルペンシア / 龍平リゾート
平昌アクセス: KTX珍富(五台山)駅からシャトルバスで約30分
営業時間: スキー場 9:00〜翌5:00(ナイター営業あり/冬季)
料金: リフト1日券 70,000〜90,000ウォン
所要時間: 半日〜1日
2018年平昌冬季オリンピックのメイン会場となったリゾート。アルペンシアはスキージャンプ台やバイアスロン競技場がそのまま残り、冬季はスキー・スノーボード、夏季はゴルフやウォーターパークが楽しめる総合リゾートです。隣接する龍平(ヨンピョン)リゾートは韓国最大のスキー場で、28面のゲレンデを持ちます。リフト券・レンタル・宿泊のパッケージが割安でおすすめ。
江原道のグルメガイド
山の幸と海の幸が交わる江原道は、韓国屈指のグルメエリア。各地域に名物があり、食べ歩きだけでも旅の目的になります。
| 料理 | 特徴 | エリア | 目安 |
|---|---|---|---|
| 草堂スンドゥブ | 海水にがりで作る元祖純豆腐。朝食にも人気 | 江陵 | 8,000〜12,000W |
| タッカルビ | 甘辛コチュジャンで炒める鶏肉鉄板料理 | 春川 | 12,000〜15,000W |
| マッククス | 蕎麦の冷麺。さっぱりした酸味のビビムが定番 | 春川・平昌 | 8,000〜10,000W |
| オジンオスンデ | イカに野菜を詰めた束草の名物料理 | 束草 | 15,000〜20,000W |
| ダッカンジョン | サクサクの甘辛フライドチキン。束草市場の定番 | 束草 | 10,000〜15,000W |
| フェ(刺身) | 束草港・注文津の新鮮な刺身盛り合わせ | 束草・江陵 | 30,000〜50,000W |
| ジャガイモ料理 | カムジャオンシミ(すいとん)やジャガイモチヂミ | 平昌 | 8,000〜12,000W |
2泊3日モデルコース(江陵・束草)
1日目
KTXでソウル→江陵(約1時間50分) → 草堂スンドゥブ村で朝昼食 → 安木海辺カフェ通り → 正東津(砂時計公園+レールバイク) → 江陵市内泊
2日目
江陵→束草(バスで約1時間) → 雪岳山ケーブルカー+権金城 → 新興寺 → 束草中央市場(オジンオスンデ+ダッカンジョン) → 束草ビーチ夕景 → 束草泊
3日目
束草港で朝の刺身 → 注文津港(カニ料理) → 江陵に戻りKTXでソウルへ
ソウルから日帰りコース(春川)
ITX-青春でソウル龍山駅→加平駅(約1時間) → 南怡島(メタセコイア並木・冬ソナロケ地) → 加平駅→春川駅(約20分) → 春川タッカルビ通りで昼食 → 春川明洞散策 → ITX-青春でソウルへ(約1時間20分)
交通費+入場料+食事で約25,000〜35,000ウォン(約2,700〜3,800円)
よくある質問
Q. ソウルから江原道への行き方は?›
KTXで江陵まで約1時間50分(27,600ウォン)。高速バスで束草まで約2時間30分(17,300ウォン)。江陵・束草間はバスで約1時間。ITX-青春で春川まで約1時間20分(6,900ウォン)もあります。
Q. 江原道のベストシーズンは?›
夏(7〜8月)は海水浴と避暑、冬(12〜2月)はスキーと雪景色。春(4〜5月)は桜と新緑、秋(10月)は紅葉が絶景です。雪岳山の紅葉は韓国で最も早く、9月下旬から始まります。
Q. 江原道旅行は何日必要?›
江陵・束草エリアなら2泊3日が最適。平昌のスキーや春川も回るなら3泊4日がおすすめ。ソウルからの日帰りなら春川(南怡島+タッカルビ)が定番です。
Q. 江原道で絶対に食べるべきグルメは?›
江陵の草堂スンドゥブ(豆腐鍋)、束草のオジンオスンデ(イカ詰め)とアバイ料理、春川のタッカルビ(鶏肉炒め)とマッククス(そば冷麺)、平昌のマッククスが代表的。海沿いではスンデ(韓国式ソーセージ)やフェ(刺身)も。
Q. 冬の江原道旅行の持ち物は?›
最低気温が-15度以下になることも。ダウンジャケット、ヒートテック、手袋・マフラー・ニット帽は必須。スキー用品は現地レンタルが安くて便利です(フルセット約5万ウォン/日)。
のびちゃんメモ
江原道はソウルとは空気が違う。山の風と海の匂いに包まれると、旅の疲れがすーっと溶けるよ。
3行まとめ
- 雪岳山・正東津・カフェ通りなど自然と食が江原道の魅力。
- ソウルからKTXで約2時間、春川なら日帰りも可能。
- 秋の紅葉、冬のスキー、夏の海と四季ごとに楽しめる。
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※ 一部の情報は韓国観光公社TourAPIのデータを参照しています。写真:Wikimedia Commons